家族計画~追憶~
主人公・沢村司は、家族の温もりを知らぬまま世間の冷たい風に当たってきたせいで、少しばかり排他的な人間になってしまった。そんな司がある日、路地裏で一人の行き倒れの少女を拾った。チャイニーズ。言葉も通じない。司が最も関わり合いたくないタイプの一人だった。
だが、司はその少女と同居生活をする羽目になってしまう。それをきっかけに司の周りには次々と問題ありげな人々が集まってきた。彼らの共通点は、「家族の欠落」だった。やがてこの集団は共同生活を強いられていく…。
主題歌だけでなくBGMまでI'veである作品で
名作は実は少なかったりするのだが。
『加奈~妹~』の山田一が手がける不朽の名作。
所謂、泣きゲーの王道のような作品。
一部の茉莉信者の暴走でキャラメインなイメージもあったりするけど
純粋にシナリオで号泣出来るので、とりあえずやってほしい。
タイトルはウケ狙いでもなく、擬似家族を構築していく計画という意味。
とにかく、自分がクリア後に賢者タイムに陥った初めての作品。
いまだにこれを超える感動作には巡り合えていない。
言わずと知れた不朽の名作。
エロゲゲーマーなら知らない人は居ないと言って良い程の作品です。
2001年の無印発売からかなりの年月が経ちますが、各所で立ち上がるエロゲランキングでは未だに上位に光臨し続けています。
オープニング「同じ空の下で」を聞けば、あぁ~これねという人も居るんじゃないでしょうか。
まだプレイしない方には、是非やって貰いたい作品の一つです。
これをプレイして、何も感じないようならエロゲには向いてないのでやめた方が良いですよと私は言いたい。
エロゲーの名作を5本挙げろと言われれば
この作品は間違いなくエントリーされるであろう名作です。
家族とは何か? 絆ってなんだろう? とにかく様々な境遇の登場人物たちが
お互い衝突し合い、涙し、それでも懸命に生きていくさまが素晴らしい。
さらに、日常の何気ないシーンでもコミカルなギャグタッチの会話がたまらなく面白い。
特に高屋敷家の父である寛(ひろし)の暴言は爆笑間違いなし!
シリアスで感動できるストーリーからコミカルなギャグ要素も満載のこの作品。
面白いエロゲーがやりたいのなら、この作品を買っておけば間違いありません!
エロさ加減は不足気味ですが、それを補って余りある展開に飽きがきません。随所に笑いがあり、そして目頭が熱くなる場面あり・・・個々の登場人物が良く描けていますね。
「家族」の「在り方」も凝っていて、非常に考えさせられます。
僕的にかなり感動させられました。どのシナリオも良いです。